ブロック図

機能概要

• SPI-Bus インターフェイス
• 4 wire 1 MHz
• 電源切替機能
• V_DD電圧を監視し自動でバックアップ電源に切替
  バックアップ電源切替電圧 1.2 V Min.
• クロック出力機能
• 出力周波数選択可能（32.768 MHz, 1024 Hz, 1 Hz）
• ウェイクアップタイマ機能
• ソースクロック1/60 Hz, 1 Hz, 64 Hz, 4096 Hz から選択して244 µs ～ 32年までのタイマ時間が設定可能。
  タイマ完了時に/INT 端子から割り込み出力後オートリリース
  この動作は指定された周期でオートリピートされるのでウオッチドッグタイマのような使い方も可能。
• タイムスタンプ機能
• 年～1/256 秒をタイムスタンプ8 回記録可能
• 豊富なトリガ (指定された自己監視検出、SPIコマンド)
• アラーム機能
• 年～秒をプログラム可能
• 自己監視検出割り込み
• 水晶発振停止、V_BAT電圧低下、V_DD電圧低下

仕様（代表特性）

詳細仕様は「アプリケーションマニュアル」でご確認ください。

端子説明

端子名	入出力	機能
CE	Input	チップイネーブル入力端子、プルダウン抵抗内臓
CLK	Input	シリアルデータ転送のシフトクロック入力端子
DI	Input	シリアルデータ転送のデータ入力端子
DO	Output	シリアルデータ転送のデータ出力端子
FOUT	Output	クロック出力端子（CMOS）、デフォルトで32.768 kHz出力します。VIO 電圧で動作。 32.768 MHz, 1024 Hz, 1 Hz出力が選択可能。不使用時はOPEN にしてください。 ウェイクアップタイマー割込み出力に切り替え可能です。出力はCMOS のまま変わりません。
/INT	Open-Drain Output	割り込み出力端子、バックアップ時でも出力可能。 ウェイクアップタイマ／時刻更新／アラーム／イベント検出の各割り込みの出力が可能。 選択された各割り込みはOR で出力されます。不使用時はOPEN にしてください。
VDD	-	メイン電源入力端子 メイン電源駆動範囲では、この端子から内部に電圧が供給されます。 VIO と異なる電圧を印加することが可能です。
VIO	-	IO端子電源入力端子 I/O 端子電源入力端子 (CE, CLK, DI, DO, FOUT) MCU 側のSPI 動作電源と同じ電圧を印加してください。
VBAT	-	バックアップ電源接続端子 大容量キャパシタ、二次電池、一次電池等のバックアップ用電源を接続してください。 バックアップ電源駆動範囲では、この端子から内部に電圧が供給されます。
GND	-	グランド端子

端子配置 / 外形寸法

(単位: mm)

フットプリント（推奨）

(単位: mm)

安定動作のため、電源端子（VDD - GND間）のなるべく近い場所に0.1 µF以上のパスコンを付けてください。

各種リンク

リアルタイムクロックモジュール評価ボードの使い方(RX8900CE / RX8804CE)

リアルタイムクロックモジュール電源切替機能のご紹介(RX8111CE)

リアルタイムクロックモジュールタイムスタンプ機能のご紹介(RX8111CE)

リアルタイムクロックモジュールウェイクアップタイマー機能のご紹介(RX8111CE)

RX4111CEリアルタイムクロックモジュール電源切替機能

評価ボード(RX8900CE/RX8804CE)

ホワイトペーパー／テクニカルノート

• 本製品では開発用Linux® driverを提供しています。
http://www5.epsondevice.com/ja/information/rtc/tools/driver/
登録商標 Linux はLMI (Linux Mark Institute) からの許諾により使用しています。